貧乏性と器用貧乏

運動神経は遺伝だと言われる。

無いものねだりしても仕方ない。

頭脳にしてもそうだ。

学生の頃などは運動神経が良かったり、賢かったりするのは大抵、親が何か(選手)やっていたり、医者だったりする。

 

子供を見ていても、運動神経のいい子は良く動く。

いや、よく動ける。

機敏であり、四肢の使い方が巧みだ。

動きが綺麗なのだ。

これは、将来出来そうなヤツになるな、と思わせる。

 

賢いヤツは機転が利く。

こういう時、パッパとあらゆる手段を思いつく。

解法を出せるタイプだ。

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さて、とある研究者の意見を聞いた。

企業、学校、研究所で活躍する売れっ子研究者だ。

 

最近はカッター使用がルーチン以外の分野ではNGらしい。

現場の感覚からしたら信じ難い。

まぁ、ルーチン分かってるんなら効率重視だし、余計なことをしないというのが暗黙の了解だ。

すれば、叩かれる。

 

しかし、仕事に創造性を求めないところには、発展も糞もない💩

排泄物ならまだ肥やしになるからいい。

諸悪の根源はやはり、私の読み通りルールだ。

しかも、わけのわからん自由を束縛するタイプのヤツ。

 

なぜ、労働者や作業者が死んだ目をしているか?

真新しさがないからだ。

ルーチン、ルーチンというが、人間機械じゃあないんだから、統一性を出そうにも限りがある。

しかし、いまは根性論が純正化してきて、無理やりにも人間機械化が音な世界には蔓延している。

 

なぜ、真新しさが出せないか?

システムを硬直させるからだ。

ヌポン自体、システムを弄りたがらない国はないという。

ルールやシステムを作ればあとは、胡座をかくようなのが出てくるからだろう。

 

部下に答えを言わないというのは概ね同意だ。

色々、説明喰らわせても、頭に残らないなら説明がマニアックであり、一般化…常識から離れていることがある。

これは、丁寧にすればするほど離れていく。

共用語としての常識語を話さないと、クリアカットな説明で気持ちよくなり、やはり胡座をかく。

即戦力を求めた弊害だろう。

 

カッター(刃物禁止)も火も使えないなんてのは、それで済んでいるからいけない。

いけないのかどうかしらんが、既製品が通常で失敗を許さない体質を子供の頃から身に付けさせてどーする?

 

あと、過剰防衛というか、予防線の張りすぎも問題だろう。

犯罪予備軍・変質者が危ないというが、その一方で自殺率は高いままだ。

これからの未来に期待して、出来損ないには逝ってもらう、なんてのは人間機械既製品を作るようなものだ。

いや、我が子、身内は完璧大事という、愛の狭い範囲で生きているのだろう。

犯罪予備軍・変質者は非人(ひとにあらず)という扱いでどうでもいいのだ。

 

人は失敗をするものだ、ではなく、しないものだという人間を作り出す未来が暗いく感じるのは私が変質者予備軍だからか?

失敗したら・・・生保を切り捨てる風潮があるんだから、おっかねえし、残酷だぜ?

まぁ、貧困ビジネスの温床だからよくない、なんていわれたら、代わりに案出せよ!と言いたくなる。

弱者ほどカネになるんだから・・・ものを言わないから、いや、言えなくなるんだから。