世に出るということ
世の中に早く出した方がいい子がいる。
無論、学校に合わなかった子を指している。
知り合いなんかは中学卒業してるのかどうか怪しいけど、立派に飲食店を切り盛りしているのがいた(いまは疫病でどうかわからん、聞くのも悪いし、聞いても助けられないし)。
一方、世に出ていくのが難しい場合は大学にプールしておく、という考え方がある。
昔でいう書生だ。
もちろん、これは凄腕ドクターの提案であるのだが、実際には高等教育の高級化により、カネ無い、常識無い、コミュ障の極み、強烈な陰キャ、実生活不適応な方々は、まず生活費どーすんの?な話になる。
バイト、非正規ですら労働内容が高度化しており、失敗は命取りとなることだってある。
要は、職人バイト。
隙間産業など一昔前いわれた。
なにも、就職だけが生き方じゃあない、と。
まぁ、教官なんかは生涯賃金を言ったりしてきて、人間1人頭1億数千万は稼ぐ…云々などと、正社員様を目指すよう脅してくるんだから、カネだ。
疫病下で非正規先に切るんだから、いや実は正社員も捨てたもんじゃないか?と分かってきたのよ。
正社→非正規→委託(?)なんて階層ができたりできなかったり。
下に行くほど粗末に扱われるのは世の常らしい。
それにしても、世に出てもダメなものはダメな時がある。
それでもダメだというパターンだ。
そういう時は隅田川や川崎のサバイバルの達人を見習えばいいのだが、教育によくないことをサラッというのが私の悪いとこらしい。
こういうのもアレなんだけど、賞味期限・消費期限とかあるが、要は腐ってなければいいのよ。
冷凍や缶詰で保存状態が良ければいいだけの話だし、責任問題になるから、ルールを作っているだけのことだ。
この世はルールにまみれている。
国立大がダ〇人間をプールしておく…なんてのは実に魅力的な話なんだが、若い子にハクを付けるための機関になってしまってるから、プールは夢に終わるだろう。
いい話はそうそう転がっていないらしい。
ああ、落ちれば(ダメなら)隅田川か川崎に行かなきゃダメか…