すがりつきたい時に出るもの

何かを信じていた方が楽だ。

それを疑いもせずただ、その船に乗っておき安心したい。

(安心≒楽)

 

村上氏は政(まつりごと)をあまり言う人ではなかった。

著書を読む限りでは個人の努力を言うタイプな感じがした。

「個人の努力」や「自立」というのは、悪用されやすい。

そうしておけば、状況を悪くしても「個人の努力」と言えるからだ。

コレは陰湿だが、基本的なことだ。

 

村上氏が政治批判して問題になっている。

「それでも邦人か!」と、いう反論が多い。

(´・ω・`)「一億総玉砕じゃねえんだから」

人が手を組むのは構わないけど全部が全部、人真似してたら、あらゆるものにバラツキが生まれなくなる。

知恵、アイディア、良いものが生まれる素地がなくなる。

 

いま怖いのはトップを批判・・・主導権のあるものを持ち上げとかないと、冷たくされることにある。

それがどんな肩書きでも。

医者だろうが、弁護士だろうが、作家だろうが。

 

〇〇だから信用せよ、みたいなのはアブナイことで、やってるヤツがまともかどうかの「目利き」がちゃんと周りで働くようにしないといけない。

 

村上氏は失敗したら、間違えを認めれば良いという。

しかし、次がない。

重要な役職任せられていないが、疫病のパート切りが容易く起きたりする。

こんな不安定な状況下で失敗コキそうななヤツは1番先に目つけられるのは、当たり前といえば当たり前だ。

人が弱くなったとき危ない状況下・・・それがいまだ。

 

藁をも掴むではないが、アブナイときもっと高いとこによじ登ろうとするのが、衆生の哀れさ…みたいなものがある。