性格の話再び

「アイツはああいうヤツだからいかん」というのは、どこか諦観がある。

ただ、その判断が客観的なものであり、その人の性質からきているものである、と言いきれない。

 

古典的にはクレッチマーの性格分類があるが、あれはフォーマル・・・現代の巷では鬼〇の刃あたりで手軽に分類されてしまうだろう。

性格よりキャラで人を分類する。

 

スクールカースト(職場カースト)では・・・デキる、良い顔、ウケる、平民(無害)、雑魚、パシリなど、いくつもの・・・それこそファンタジーモノのキャラみたいに、ヒトが分類される。

 

なお、ここでいう「デキる」とは要領良く教科(仕事)をこなし、人をイジれて、運動神経も良く、色事にも通じている完璧に近い人間を指す。

これじゃ、教師もたまったもんじゃねえ。

いや、ホントよ。

教師さえイジる強者もいるんだから。

 

まぁ、物の価値というか・・・見方というのも流行りがあるけど「権力的」なリソースが多い方がチヤホヤされるのは、昔から変わらない。

 

なお、クレッチマーは3つに性格を分けたというが、実は6つある。

循環、粘着、分裂・・・さらに神経質、偏執、ヒステリー。

もちろん、〇〇だけ!ではなく、どれかの複合されたのがその人の性格と見た方がよろしい。

上位3つくらいとか。

 

循環は別名:躁鬱質で、ぽっちゃり体型で何処か憎めない感じ。面倒見がよくお気楽に付き合えるタイプ。

人懐っこい。

 

粘着は律儀で頑固、拘りがあり、融通が効かない。

角張った字を書くなど、性格が字に出るとか出ないとか。別名:闘士型。

どこぞの府知事みたいなタイプか?

 

分裂は無関心を装い傷つきやすい内面を持つ。他所からは見た感じ何を考えているか分からない。感情が抑制された感じ。

ペルソナを多く持つタイプとして有名。

「スキゾイ〇ちゃん」のサイトで見た方が分かりやすい。

いまは統合失調質。

 

神経質は細かく知性が高いという。

人の気づかないモノにも良く気づき男らしくないとこもある。

恐らく分類上、少し前に分裂質と一緒にされた模様。

某初号機パイロット搭乗の主人公などもコレか?

 

偏執は頑固親父タイプ。

ワンマンで人(や物事)を引っ張っておきながら、人の事情は考えていない。

たぶん、死ぬまで人(や物事)を引っ張るタイプ。

 

ヒステリー(顕示質)は見てくれな人間。陽キャYouTuberタイプか?

どこか、目立っていないと落ち着かないんだろう。

ツイッタなどでもフォロワー数が凄く、儲け話をプロフィールにする人間だろうか?

 

特に偏執と顕示…神経質などは響きが悪いのだろう。

あと、6つが3つにされたのは似たり寄ったりだったりしたのかもわからん。

 

キャラ分類もそうだが、非公認のmbtiやエニアグラムなんかもあり、いまは専門家が素人に押される時代だ。

使えりゃ(面白けりゃ)、そっちの方がいいというノリだろう。