妖しい新宿行き
何故「妖しい」か?
妖しい事をしているから妖しいのだ。
新宿行きなのに少し早めの時間で海に行っているから、ギリギリ私用の半日だといえる。
最近は疲れで海にいけない。
というか、海に行くエネルギーが残っていない。
普段の仕事+疫病の疲れだろう。
なお、邦人の疫病ダメージが少ないのはマスクのせいだ、という説があるらしい(この本で出てくる↓)。
たまには世の中を知る本を読まないといけない。
あと、潔癖も関与してると私は妄想してる。
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まずは早めに家を出る。
ビルの綺麗なこと。
間違っても私じゃ入れて(入社)くれないだろう。
浅草橋を南下し日本橋方面へ。
土日はタクシーがより多く走る。
都心は再開発で成り立っているようなものだ。
まえに、メトロ食堂閉店とあったが、新しく作り替えることで目新しさをクローズアップする狙いがあるのだろう。
都市(帝都)とはそういう生き物だ。
生まれ変わりが早い。
浜松町付近。
勤め人の姿は数十年前から変わらない。
不況だのと言っていれば、たかられなくて済し、みんなで不調にしていれば、1人なんでアイツだけが?というのを防げる。
同調同圧だろう。
品川駅。
何かあったらヤバいので近辺に停め京急を使う算段だ。
自慢じゃないが私は鈍い。
目的地まで走らせる自信は全くない。
そういうのは運動神経が並以上の人がすれば良い。
クロスシート車がやってきた。
最近は2号車で金取るようになりハイソ化が進み出している。
そういえば最近、京王線でも有料ライナーが走り出したという。
金がないとリラックス(=ゆったり)はできない。
有能なポジションにいるのだから待遇(高給)は良くて当たり前、は理屈である。
人間、金(≒リソース)があるのが当たり前な生活に慣れると、それ以外の生活習慣を忘れてしまうのだ。
川崎駅を出る。
京急が速いといっても本線か京成、アクセス線くらいだろう。
品川を出るとスグこれだ。
浅草線でも儲けを出さないといけないなら、要所の駅は停らないといけない。
京急、京急、浅草線、北総、芝山など考えてみたら、複雑な運用体制をしている。
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横須賀マリーン。
やや、赤潮気味だ。
なお、今回は入水しない。
乾くのに時間がかかるのと、出来心でずっと居たくなるのを防ぐのだ。
そのため、トンボ帰り(´;ω;`)
けど、南横浜にも寄ります。
通称:アオサ海岸(※)。
まだ、腐敗の始まらないアオサの香しさが浜に香る。
これが腐りだしたら酷い。
※私が勝手に言っています。野島公園。
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都内に戻ります。
高輪ゲートウェイまえ。
(´・ω・`)「新駅、いるかね?」
だから、都市は再開発で成り立っているんだって!
興して商売を繰返すことでカネになる。
だから、司馬遼太郎がこの国は土建の世界になったと当時、嘆いていた。
渋谷駅。
もう、若い子じゃないから駅の中をどこ行きゃいいか分からないだろうな。
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新宿での用件が済む。
駅の上に高速バスがバカバカ出入りするんだから、考えたらすげぇもんだな。
潰れやしないかしら?
(´•_•`)
でも、この国ではネガティブワードはご法度だとU師匠はいう。
「成功だけを考えろ!失敗は許さん!」
あるいは、危険予知、あったはずの事後が無かったのはゼロ査定される。
まるで、戦時下である。
だから、リスクに対しての処し方(役割)が下請けになる。
そこに上からのマニュアルが徹底され、またあってはならないが繰り返されるのだ。
ノイローゼになりそう┐(´д`)┌ヤレヤレ
マニュアル外をすればこっぴどく叱られるサイクルになるのだから、子供の失敗して成功へ導くなんて、悠長なことがいつまでもできないわけだ。
だから、ハナから成功話で子供を教育する。
京王デパートのイルミは年中無休だ。
でも、LEDとかカラフルなイルミがあるなか、ここまで古めかしいくなると懐古的な感じがしなくない。
新宿郵便局からの摩天楼。
低い雲にライトが照る。
天にも灯りが届くのだから、神など死んだはとっくに過ぎた。
人間至上主義は当たり前だ。
大気が不安定な都内。
タクシーなんかが急に停らないで欲しい。
ビビる。
ウェットなコンディションは運転を慎重にさせる。
読売新聞東京本社まえ。
漱石は朝日だった。
どちらにせよ、エリートでないと影響力のある社会的地位にはいけない。
その分、責任重大とはいうが。
メディアのさじ加減が民衆の思考判断を影響させる。
そういえば、日本橋高島屋で開戦の展示コーナーが戦前あったらしい。
当時「百貨店」というだけでチヤホヤされたというから、物珍しさから影響力が無かったとはいえない。
まぁ、私みたいなシロウトがアレコレ言ってはいけないけどさ。