幽霊文章(過労編)

「死ぬほど働くと死にます」

コレ、名言。

メンタル某氏のありがたいお言葉なんだけど、まぁ、ホントだろうな。

 

自死にせよ、肉体の自殺願望だとしたら、逃れるとこは死だろう(≒心身の欲望)。

ハラスメントも犯罪と置き換えた方がいいと私は考えている。

やるヤツはそれが暴力でないように装って巧妙にやってくる。

 

考えてみれば、古文書なんかで見られる・・・ショックが強すぎて吐血して死んだ、なんてのは大昔あったんだろうに、それを作り話にしているほうが滑稽で。

 

古代大陸で豚人間、造って皇太子が見たら神経衰弱を起こした(ほぼ、廃人)って話があるくらいだから、ショックが与える心身の関係性を、もっとメンタル系で研究すればいいのだ。

 

こういう、前例…昔話や伝説も遠因的というか、可能性やメタファーとして、現代に活きてくるんだから、この手の歴史研究は大事。

人間、存在がどんなものか?ってのを説いてくれるんだから、こういうの学校でやった方がいいんじゃないの?と思いさえする。

 

内科ですら代謝はもちろん、内分泌やホルモンの神経向上性のアンバランスから、目に見える身体病のアプローチしてるんだから、そこには神経症状・・・もっといえば、精神的な心身相関な話になってくる。

病いは心身症的だ。

 

身体が弱ってくるのは、神経ホルモンのアンバランス・・・生体と外部環境とのアンバランスともいえる。

早い話、イヤならそこに居なきゃいいんだ。

 

血圧が問題になる。

高いと何かと問題因子が孕みだし、低いと気圧症で鬱々する。

高血圧なら、外部環境と生体がようやくバランスをとってそうなっているのだ。

環境と生体を込みで観る。

 

低血圧ならそれはそれで、気圧に対して生体がバランスをとった結果ともいえる。

病的状態は見苦しくてもなんらかのバランスが全体でとれてしまっているから、不思議だ。

 

メンタルでは自殺なんかは立派な病いのひとつに含まれるようだ。

悩みはもちろん、鬱、マニー(誇大妄想)、病苦もあろう。

Dr.養老はヌポンでは殺人の代わりに自殺が多いという。

人が逝く大した理由だ。

 

変な話、身体が死にたがっているというのはあると思う。

「もう、止めて!」の延長線上だ。

身体から脳へ自殺物質でも出されているんじゃないか?と非科学的な妄想が逞しくなる。

どちらにせよ、追い詰められた現実から如何に逃れられるか?というメッセージだ。

 

いまは、残酷だから、働かなきゃ喰えねえ!な考えが通っているから・・・牧場の家畜(社畜)のように、囲いから出さない仕組みゆえ、その柵も鉄条網と化しているに違いない。

 

しかし、(人間)救う手立てが分からなくなった。

会社なんてやっていたら、ヘタに関わればあとで告げ口されたり、立場が悪くなったり、将来の雰囲気考えるから、どうしても打算的になる。

人間、腐ってくる。

 

手立てのしようもないから、自殺なんか減りゃしない。

むしろ、あるのが当然な風になってしまう。

だから、「弱いヤツが死んだ(※)」なんてのが言えてしまうのだ。

(※)某心理学者の対談本より。