パイが少ないなら

メンタルの本田何某の記事を読んだ。

 

私の予想通り・・・というか、当たり前なんだけど新自由主義が大手を振って、福祉が軽視されるという意見があった。

 

いま70代の「世のため人のため型の人間」が見たら、卒倒するだろう。

昔人間のある人は、いまだに世の中のために製品を作りたい、など仰っていた。

 

しかし、流通や配分など、現状を考えれば製品はあっても買えない…買える者は限られるということになる。

 

相手を知らねばそれはわからん。

私も新自由主義について勉強しないとまずい。

 

名目通り、〇〇(※)は大事にしましょうという。

しかし、実際には人間、余裕のあるないなどは、見かけからは分かりにくくなった。

バンディがあるとしても、上手くいっていればいまのところはそれでいい。

(※)老人、女性、骨折者、その他

 

私の旧知人はベ〇ーカーを蹴り飛ばせ!などと破廉恥なことをいった。

しかし、思うのだけど、いま家族を作れるのは比較的上手くいかないと作れないのではないか?

不謹慎な言い方を許されれば、余裕があるから家族を作れる、と。

 

人間、優しくするのが難しくなった。

利害関係の多い時代だからだ。

集団のなか・・・学校や仕事でもいい、いや仕事なら尚更、「それをした後まで考えないといけない」というのが発生する。

 

相性の悪い相手に見られたら、点数稼ぎとされたりや、それだけで弱みと見なされるからだ。

報告なんぞ、いくらでも悪くいえる。

ゆえに、人が保身に走る。

 

雰囲気を読んで老人に席を譲らない娘を泣かしたという記事があった。

雰囲気を習ってくるのは学校や世の中だろう。

親切にしましょうというテーゼがいかにタテマエの極みか?

 

優しくして、クビになったなんてのは、勤め人やっていれば、チラホラ聞く。

上を目指すビジネスマンなら、優しくするのは都合の良い相手だろう。

優しさ自体が利害関係に巻き込まれている。

 

むしろ、危機を感じたら手を引くくらいの勢いがなければ、やってらんない。

 

「パイが少ないなら」と題に書いた。

なら、少ないパイが循環するような、ある地位のコロニーだけにとどまらせるのが、まず考えつくことだ。

 

パイを与えてはいけないか?

いけない場合もあろう。

与えたあと周りからやっかみ妬みが生じ、自分を害する恐れがあるのなら、できなくなって当たり前だ。