アナーキズム

聖典を読み終えた。
f:id:southapollon:20210115000952j:image「村に火をつけ、白痴になれ」

イッタランドには感想文を控えめに書いたけど、ここでは突っ込んで書いてみたい。

f:id:southapollon:20210115001245j:image昼は¥150の値引き天丼だ。
私にとってはエビ3つはご馳走🍜

野枝女史の生き様はデカダンスアナーキーだ。

しかしながら性的逸脱があったとしても、対極的な禁欲主義、右派・・・様々なひとが現れる。

要は個人が何を標榜してもいいのだ。

 

ただ、生きるのは個人である。

社会派閥、上下関係、資本主義、雇い主労働者・・・「奴隷根性」が諸悪のだと女史は言った。

ゆえに、女性解放を叫んだ。

 

たぶん、この流れだからすると上野何某への系譜に繋がるのだろう。

でも、私は瀬戸内何某の方に向かうのもありだと思う。

野枝女史が晩年、狩人のような気性から丸くなりつつも腹の据わった・・・それでいて、朗らかになる未来もあったろうに、という気もする。

 

しかし、野枝女史は関東大震災のどさくさにて、危険分子扱いされ殺害された。

甘粕大尉による。

危険分子の排除・・・という、やり方は大正ロマンのころに、もう芽吹いていたのだろう。

 

野枝女史の姿は大正男性の鏡像のようにも見える。

家制度により男がのうのうとして、それを女がやって何が悪い?という、挑戦である。

男がやればヤンチャや武勇伝で済まされるのを、女がやればはしたないとか、何だとか言われる。

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f:id:southapollon:20210115001245j:imageもう一度、安い天丼。

低賃金者のメシ。

これを奴隷根性というらしい。

自由に生きたいが縛り・・・システムが阻止する、バリアを張る。

 

時代は変わったという。

労組が弱くなったとか、若いのが現政権を支持するとか、露骨な権威主義が巷に蔓延るとか・・・アンチ(人権派)には、やりにくいのだろう。

 

この国は暴動も起きず、民が穏やかだという。

なんのことはない。

阪神のとき火事場泥棒や女性乱暴の話は暗に聞くし、タダ食い立ち去りの話も東日本大震災のときチラホラ聞いた。

タテマエではいい顔してるのかもしれないが、裏では・・・聞こえないとこでは酷いこともあるのだ、というイメージはあった方がいい。

司法だって怪しい。

外国人労働者の虐待もよく聞く。クレーンで吊ったり、殴る蹴るの暴力振るったりと、これが穏やかな心性か?

 

野枝女史は我が娘に外国人の名前を付けた。

理想的な思想家の名前だったという。

大正ロマンは理想が生きていたのか?あるいは女史の理想が生きていたのか?

それにしても、窮屈な環境下で余裕のあるやり方ができたのは何故か?

挑戦したからだろう。

 

私もいつか奴隷根性から抜けられるだろうか?