ドラッグについての考え方

巷では結構、Grass(麻)を解禁させろな感じになっている。

ただの草じゃねぇか?みたいに。

Dr,松本曰く、Grass自体よく研究されていないらしく、鎮痛、末期症状への効果などは聞くが、その他はハッキリしないらしい。

インドでは葉っぱをジューサーで砕いてラッシーにして飲むんだから、すげぇ国だ。

楽しみ方が違う。

 

しかし、解禁されたあとの事後効果(事後研究)はなされてもいいはずで、欧米でそれやったところの、その後もよく見聞きした方がよろしい。

 

塩酸ケタミンではないが、フラッシュバック様症状が恐怖になり、暴れるなんてあれば、それは考えた方がいい。

 

まぁDr.松本はGrassの効果は人により様々というが、脳内の作用場所の組み合わせが沢山あるのだろう。

ある人は酔い、ある人は恍惚になり、ある人は神を見る。

 

薬物感受性ではないが、薬が効きやすい効きにくいもあり、量は人により違う。

少量で幻覚を見ることもあれば、見ないこともあろう。

シロシビン(Mマッシュルーム)なども、人間らしさを眠らせ間脳(動物脳)を目覚めさせるが、南米では結構喰わせるよね。

 

昔から、シロシビンが効いている中で幻覚の絵を描いた作品があるけど、導き手が居てちゃんとしてないと、パニック起こすから慣れたシャーマンがいないとまずいのだ。

聖(≒スピリチュアル)と麻薬は親和性がある。

 

それにしても、Row(法)というのも暫定的だ。

ヒッピーやドラッグが問題になった時に制定されたんだろうけど、あくまで目安・・・現実的に問題になれば法で縛るし、問題なければ縛らない。

 

欧米で解禁になって・・・コデイン所持などは知らんが、自分のことは自分でできるから、という考えから「解禁」に結びついたのかもしれない。

逆にいえば、よく使い方がわからない、手にあまり火傷をするような代物、失敗しやすいモノなら、やはり規制をかけなければいけないのだろう。

これは、どこはか克服物語にも見えなくない。

シャーロック・ホームズコデインをやっていた、とある。

歯科でも麻酔にコデインは使う(硫酸コデインだっけ?)。

 

良心的な考えからしたら、弱者・・・道を間違えやすい者にとっての規制ならわからなくない。

ただ、上記のように「自分のことは自分でできるから」というのが居る場合、より自由に不自由ない余裕ある人間はツールとしてのドラッグは・・・彼らにとって人生の1つのツールにしたいのだろう。

分からなくない。

 

デパスなどの向精神薬は日常の調整剤として、女性の方が上手く取り入れている面がある。

遊びではなく、具合が悪ければ身体の手入れをする、という感じでハルシオンを服用する。

精神科医などは、次の日大事な用件がある場合、ちゃんと寝ておくために眠剤を使うと言うくらいだから。

 

要は使い方なのだ。

ドラッグは一体感は元より、共有や儀式的なものがあると言われているが、シンナーやる中学生が、それも知らずにやる、というのは「悪さ」じたいも仲間意識があるのだろう。

かなり、根源的なものがある気がする。

 

観音さまに抱かれるとか、仲間みんなで宙に浮く体験をしたとか、連帯を強める要素があるのだろう。

これは仲間全員の側頭葉が同時に(≒側頭葉発作)に作用して、空中浮遊を皆がしたんだろうけどさ。

同じ身体・・・骨やタンパクなどの組成をを持つ人間だ、という確認しあう事なんでしょう。宗教儀式が使う古典的なトリックでもある。