あの人はあれが似合っていたのかもしれない
あの人とはH師匠のことなのだ。
ザリガニ採って喰ったり、よく分からないマイナーな魚で楽しんでいる。
元は子持ちの方だったそうだ。
ダメだったんだろうな…。
わからなくないけど。
今のあの人には釣り竿と川の風景が良く似合う。
ボンビー!ボンビー!と言うけれど、ボンビーの原意のひとつはアルコールによる孤独だろう。
いまは「飲む福祉」としてAlc9%チューハイがあるけど、安い、ぶっ飛ぶ、手軽で悪いとこないように謳われている。
まぁ、ドラッグにせよアルコールにせよ、使いこなせる人はいつでも戻ってこれるけど、できない人…アルコールがないと人に会えない人は難しいかも分からん。
いまは、咳止めとかカフェインが出回って、Grass(麻)がぶり返してきているけど、アッパー(orダウナー)から日常へ、それ無しでいけるんなら…
Dr.松本の言葉…エッセンスを解釈すれば、人間関係に混じるアルコールやドラッグありき・・・かしら?
それが、必要な時必要で必要なければ要らない。
そういえばH師匠は今の仕事のコンセプトが、アルコールを減らすためといっていた。
自分をさらけ出す、他者と繋がる。
もちろん、営業やっていた人だから、どの程度自分を出したら傷つくかは分かっているんだろう。
でも、営業が似合わない人が似合わないことするのも自虐的だよなぁ。
本人がしたいかどうかだけどね。
だれでも、不特定多数の人間に出会う時代ゆえ、誰でも不利なシーンに遭う確率も増えた。
ましてや、今の人は冷淡だという研究もある。反対したり反抗する人間もいない。
子供の暴力沙汰は警察か警備員が始末する時代だ。
サッと始末するところに葛藤はない。効率的で(続けてきた)今までの続きができる。
定説では「成長には葛藤が要る」という。
だけど、成長とは別のあり方も現れ(必要とされ)ているのかもしれない。
・・・それが何だかわからないけど。