山野に出向く〈更新〉
昼過ぎに仕事がヒマになった。
疫病含めて普段通りな一日だ。
死者や後遺症が出るとか言われているが、なんら考えられてはいない。
起きたことは大騒ぎするが、起きなかった…起こさせなかった危険は当たり前の配慮とする。
U師匠がよく言う「ゼロ査定」である。
ゆえに、危険に対してのレベルが上がり、より危険なことをさせるようになる。
いわゆる甘えであろう。
レベルが上がっているから、凡ミスなどは激しく叱責されるし、即戦力から遠い者にとってはハードルが高くなる。
危険があった場合、より無いものにしておきたい。
ゆえに、程度の低い事事故事件(いざこざ含む)も無きものにされる。
(´・ω・`)「じゃあ、てめぇはどうなんだよ?」
と、言われてもどうしようもない。
生来が、か弱く意気地無しの極なので(…その上、不器用ときた)、強くも言えないし強くも出れない。
ある種の弱者の言動に本質が現れるのを、都合が悪くなる者にとって不利になる。
隠しておきたいことをそのままにできないため不機嫌になる。
弱者は時に結果であり、経過は「良い事」の反対をしてきたゆえであろう。あるいは、されてきたか?
しかし、百歩譲っても結果には良い悪いの経過がハッキリする。
何をしてきたか?たぶん、相当なバカマヌケでない限り、見てる側にも検討は付くはずだ。
付かないなら、隠したがる心性を持つのだ。
人は多かれ少なかれサイコパスな要素を持つのか。
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さて、支離滅裂な文章は私の十八番である。
ここからが、本題。
近郊の里山に行ってきた。
緑がないと心身を失調する。
私はたぶんそういうタイプ。
あちこちに伸び回る草木は自由な自然。
都市が脳の産物ならDr.養老曰く草木を自由にさせてはならない。
だから、都市が成り立つ。
都心の建物の綺麗なこと。
神経症を通り越した造形美がある。
煎ればハトムギの代用となる。利尿作用があるという。
作家の誰かは緑のカラスウリを見たことないというが、ちゃんとありまっせ。
短小キュウリのようだ。
どちらにせよ、霜焼け以外の使い道は聞いたことがない。
ヤマノイモムカゴ。
生臭さがイヤという人がいる。
そういう場合、ごま油で酒の肴にすると匂いが減じる。
あるいは、炊き込みご飯にするとか。
それでもイヤなら諦めるしかない。
ガンコウラン(たぶん)。
ノブドウではないのは確か。
昔の子・・・特に貧しさにある子はペッペッしながら、喰えるか否かを知るという。
なお、ノブドウでもワインは造れない(酒造法)。
東北では干して保存食にするという。
なぜ、私が「〇〇という」というのか?といえば、当然その通りにしていない人間もいるけわけで、食文化の外にいる人間も現地にはいるわけだ。
それをいまは断定口調の風潮ゆえ、騒ぎになったり問題になりやすい。
人は安心したいゆえに断定的なものを好むことがある。
「好む」も行き過ぎればドラッグになる。
ちなみに昔、わらびをロシヤに可食として持ち入れたのは、冬の野菜不足があったからと聞く。
スベリヒユもまた、冬の野菜不足解消として保存食にするのは他所から見ても想像しやすい。
生齧りしてもクセもなくヌメリがあり害毒がなさそうだ。利用を考えたい。
カラスウリの虫コブ。
おおよそ、蜂の幼虫でも寄生したのだろう。
植物にデキモノを作らせ、それをエネルギー源にするんだから虫の賢い生存戦略だ。
虫には虫が憑く。
衆生ゆえの虚しさか?
ハリガネムシはカマキリの胎(※)に宿る。
カマキリのメスはオスを喰い栄養にし産卵に備える。
(※比喩です。栄養になればどの部分の腹にも居着くでしょう)
ハリガネムシが人に憑くか?といえば、わかりません。
可能性としてはゼロに近いし、逆にあっても良さそうだし、で。
私の貴重な養分を吸われた。
虫は蟲とも書く。
字からして忌まわしさを感じる。
蟲が憑く、古代ではイモリやゲジ、蛭ですら虫としてまとめられた。
寄生を暗に意味しているとすれば、なおさら不気味である。
だから、蠱毒なんて呪い方がある。
ムカゴン。
二合分の炊き込みご飯か酒の肴になるか?
保存はピートモスで包めば持ちが良くなる。土に触れていれば植物は生きていられるらしい。
「土」というのも考えてみれば不思議な存在だ。
育てもするし分解もする。
微生物はいるは木の根はいるはでミクロなマンションだ。
H師匠のタンパク源。
あの人、ザリガニをナマから揚げてるけど、私は真似出来ないな。
基本、寄生虫のいる生き物はボイルからの調理が安全スタートだ。
サワガニはもちろん、イワナや鱒などの川魚、モクズガニは中まで火が通ってからの、炒める、揚げるがよろしい。
私は意気地無し。
肺や肝臓に寄生虫を入れたくないもんで。
餌の微小生物も喰ってしまったらしい。ザリガニの共食いが始まっていた。
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船橋港にやってきた。
夏の赤潮がまだ続き港内は濁り水で満ちていた。
途中、安い食べ物を買い海老川河口で佇む。
2つの高速道路に挟まれた不思議な場所。
R14とR357の最も近い場所であり、京葉道路と湾岸道路と最も近い場所でもある。
都内への大動脈に違いないが朝夕の渋滞はやる気を損なうくらいだ。
早朝、千葉方面からの羽田空港への高速バスは、所要時間が3時間でかつ、それも踏まえて遅れも見込んでおかないとならない。
船橋といえば昔ながらの町で場所がない。
道も狭く民間が密集する。
産業道路付近はまだいい。
市内に入ると急に道が狭くなるから混むのに不思議はない。
イヤな雲が出てきた。
不穏な雨雲が広がり魔界みたいになってきた。
帰る。
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安売りのゴーヤを刻んでお茶を目指す。
経験上、ゴーヤ1/2で3L分か?
また、ブリを解凍し安かった大根をレンチン、チャプチェソースで煮る。
韓国風ブリ大根。
チャプチェはジャパンミートの安売りチャプチェ(1L¥88)。
どれもこれも安売りだ。
途中、生臭さが気になったので生姜を投入した。
甘さがアクセントな新型ブリ大根だ。
それにしても野菜果実エキスがたっぷり。
素材たくさんなのでソース入れて煮込んだら、台所が昼時の給食室みたいな匂いで覆われた。
複雑な匂いだ( •́ฅ•̀ )
悪い意味じゃなくてよ。
外は暗雲たちこめる。
堕天使や魔界からの使いがやってきそうだ。
日頃の行いが悪い。